名張市の社会福祉法人が里親のメールアドレス27件流出
県の委託で里親の支援を行う名張市の社会福祉法人が、3月、里親27人にメールを送る際、誤って受信者全員のアドレスが見える状態で送信していたと、29日、県が発表しました。
県児童相談センターによりますと、3月23日、県の委託で里親の支援を行う名張市の社会福祉法人の職員が、里親27人に対して、研修用の動画のURLをメールで送る際、本来はほかの受信者のアドレスが見えないようにして送るべきところを、誤って受信者全員のアドレスが見える状態で送信したということです。
法人から連絡を受けた県は、27日までに全員に対して謝罪したうえで、メールを削除するよう依頼したということで、今のところ、被害は確認されていないということです。
メールを送信する際、複数の職員による確認が行われていなかったことが原因で、県は今後、ダブルチェックを行うよう、指導を徹底することにしています。
県児童相談センターは「当事者の皆様にご迷惑をおかけし、深くおわびするとともに、再発防止を徹底します」としています。