四日市市の高校で県立美術館の所蔵作品の出張展示会

ふだん、美術館を訪ねる機会があまりない子どもたちに美術作品の魅力を知ってもらおうと、三重県立美術館が四日市市で所蔵品の出張展示会を開きました。

出張の展示会は三重県立美術館が、県立四日市高校で開いたもので、16日は近くにある富田小学校の3年生と4年生、200人余りが訪れました。
高校の武道場には、「だまし絵」で知られるオランダの画家エッシャーや、日本の「近代洋画の父」と呼ばれる黒田清輝の作品など、美術館が所蔵する絵画と彫刻25点が展示されました。
作品は美術を学ぶ高校生が選んだもので、生徒たちみずからが鑑賞のポイントを書いたコメントも掲示されています。
このうち、原田直次郎の「老人像」という油絵には、「胸を押さえているおじいちゃん。どこを見ているのだろう?」という高校生のコメントが付けられていて、児童たちは「胸が痛いのかな」とか「おじいさんは病室の窓の外を見てると思う」などと話し合っていました。
小学4年生の女の子は「美術館はあまり行ったことがなかったけど、おもしろくてまた行ってみたいと思いました」と話していました。
コメントを書いた高校1年生の生徒は「じっくり絵を見てもらえるようなコメントを考えました。興味を持ってもらえているようなのでうれしいです」と話していました。