松本零士さん死去 「忍者列車」走る伊賀鉄道で悼む声
伊賀市の伊賀鉄道では、松本零士さんがデザインした忍者が車体に描かれた「忍者列車」が走り、地元の人たちに長年愛されていて、利用者からは松本さんの死を悼む声が聞かれました。
70代の男性は「とても残念です。運行が始まったときは驚きでした。『忍者列車』が伊賀の名物になったのは松本零士さんのおかげだと思っています」と話していました。
また、地元の高校3年生の女子生徒は「『忍者列車』は通学などで利用しているので、松本さんが亡くなったと聞いて悲しいです。ずっとあって欲しいし、これからも乗り続けたいです」と話していました。
伊賀鉄道の増田政俊常務は「『忍者列車』のセレモニーの際には松本さんが直接いらっしゃって、車体にサインをしてもらったこともあり、社員一同、突然のしらせに大変驚いております。昨年の秋にちょうど25周年を迎えたところでしたが、松本さんがデザインしてくれた忍者の姿のまま、これからも運行を続けていきたいと思います」と話していました。