スコアとコースを回る速さ競う「スピードゴルフ」 志摩市
三重県志摩市で、ゴルフのスコアとコースを回る速さを競う、「スピードゴルフ」と呼ばれる競技の大会が開かれました。
スピードゴルフは、1970年代にアメリカで始まったとされ、日本では去年から各地を転戦するツアーが始まりました。
ことしのツアーの開幕戦として志摩市のゴルフ場で開かれた大会には、三重県の内外から男女27人が参加しました。
午前8時に1人目がスタートすると、後続の選手も3分おきにスタートしていきました。
スピードゴルフは、ゴルフのスコアに加え、コースを回る速さも競う競技で、打ったあとは、クラブが入ったバッグなどを持ちながら走って移動します。
選手たちは18ホール、全長約7キロあるコースを、打っては走るを繰り返しながら進んでいきました。
優勝したのは、昨シーズンのツアーを制した愛知県の新本達也さんで、スコアが84、タイムが46分54秒で18ホールを回り終えました。
新本さんは「風の影響で前半はよいゴルフができなかったが、後半で巻き返せた。クラブを持ち運ぶバッグを自分で作って軽い物にしているので、それだけでもタイムが速くなると思う」と話していました。
日本スピードゴルフ協会の向井康子理事は「スピードゴルフは、走り終わったあとの爽快感が魅力の新しいスポーツで、多くの人に参加してもらいたい」と話していました。