国葬めぐるツイート”内容に誤り” 県議が撤回・陳謝
安倍元総理大臣の「国葬」をめぐり、三重県議会の自民党の会派に所属する小林貴虎議員が10月、「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸から」などとツイッターに投稿した問題で、小林氏は6日記者会見し、ツイートの内容に誤りがあったとして撤回し、陳謝しました。
9月に行われた安倍元総理大臣の「国葬」をめぐり、三重県議会の「自由民主党」会派に所属する小林貴虎議員は10月2日、みずからのツイッターに、「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ているという。今日の講演で伺った話」と投稿しました。
さらにその後、ツイート内容は現職閣僚の話に基づくものだとして「政府の調査結果として、お伝えいただいた内容」と投稿しました。
これについて、小林氏は6日午前開いた記者会見で、「名古屋市内で行われた講演の内容として『政府の調査結果に基づいている』と説明したが、誤りだった」と述べツイートを撤回し、陳謝しました。
小林氏のアカウントは現在、閲覧が制限された状態ですが、一連のツイートは削除したということです。
一方、講演の詳しい発言内容や誤りの具体的な内容は、講演が非公開だったため触れられないなどとして、一切明らかにしませんでした。
そのうえで小林氏は「議員として努力を積み重ねていきたい」として議員辞職する考えを否定した上で、責任の取り方については、「党からの指示を待ちたい」として、党に委ねる考えを示しました。