四日市市の小学校の給食室で火事 児童1人が病院で手当て
12日午前、三重県四日市市の小学校で給食室の一部が焼ける火事があり、消火にあたった調理師1人が軽いやけどを負ったほか、避難する際に気分が悪くなった児童1人が病院で手当てを受けました。
12日午前10時半ごろ、四日市市東坂部町の三重小学校で「給食室から白煙が上がっている」と近くの会社の従業員から消防に通報がありました。
警察によりますと、給食室では天ぷら油を加熱していたとみられるということで、調理師などが初期消火にあたったほか、消防車などが出て火はおよそ10分後に消し止められました。
この火事で給食室の一部が焼けたほか、消火に当たった調理師の40代の女性が腕に軽いやけどを負って市内の病院に搬送されました。
また、全校児童と教職員などおよそ430人が校庭に避難し、その際、6年生の児童1人が気分が悪くなって、病院で手当てを受けました。
警察によりますと、火が出た当時、調理師などが別の部屋でミーティングをしていて、火から目を離していたという情報もあり、消防とともに火事の原因を調べています。