火災のあった「江戸川乱歩館」に愛知県の「明治村」から寄付金

去年10月の火事で本館が全焼した三重県鳥羽市の「江戸川乱歩館」の復興のため、愛知県犬山市の屋外博物館「明治村」が来館者から寄付金を集め、17日贈呈式が行われました。

「江戸川乱歩館」は、三重県出身の推理作家、江戸川乱歩の資料を展示する施設で、去年10月の火事で木造2階建ての本館などが全焼しました。

これを受けて、愛知県犬山市の博物館「明治村」は、復興支援の絵はがき付き入場券を販売したり、募金箱を設置したりして来館者から寄付を募り、17日、湯田晃久所長らが鳥羽市を訪れて、目録を贈呈しました。

湯田所長によりますと、「明治村」で江戸川乱歩をテーマにしたイベントを企画していた際に火事を知り、復興の役に立ちたいと寄付を募った結果、約35万円の寄付金が集まったということです。

江戸川乱歩館は火事のあと休館していますが、施設を運営する鳥羽商工会議所では、来年春の再開を目指していて、再開に向けた整備費用は、国からの補助金を含め約1500万円になると見込んでいます。

鳥羽商工会議所の中村正人副会頭は「寄付の申し出を受け、ありがたい気持ちでいっぱいです。復興のために使わせていただきたいです」と話していました。