運転士6人の感染確認 三岐鉄道北勢線 一部区間で運休

新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、三岐鉄道・北勢線では、運転士6人の感染が確認されたことから、31日から8月8日までの間、一部の区間で運休とすると発表しました。

三岐鉄道によりますと、7月26日から29日までの4日間で、16人いる運転士のうち6人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。
このため、通常の運行が困難な状況になったとして、楚原駅から西桑名駅の間の区間について、31日の午後から8月8日の午前まで、上下線合わせて1日8本の運休を決めました。
そのほかの運転士10人は29日までに陰性が確認されていますが、三岐鉄道は、感染がさらに拡大した場合、運休の期間を延長するということです。
三岐鉄道運輸課は、「ご利用のお客様には深くおわび申し上げます。1日でも早く通常運転に戻せるよう全力を尽くします」と話しています。