外国人観光客受け入れ再開で鳥羽市の海女小屋でも期待

新型コロナウイルスの影響で停止していた外国人観光客の受け入れが、ツアー客に限定する形で10日から約2年ぶりに再開されました。
三重県鳥羽市にあり海に潜って漁をする海女の人たちの文化を体験できる施設では、外国人観光客が戻ることに期待を寄せています。

鳥羽市相差町には海女の人たちが漁の合間に体を休めたり情報交換したりするのに使う海女小屋の雰囲気を体験できる施設があります。
サザエやアワビなど、海女がとった貝を目の前で焼いてもらって味わうことができるほか、漁に使う道具や暮らしについて現役の海女から説明を聞くこともできるなど海女文化を体験できる施設として国内外の観光客の人気を集めてきました。
ところが新型コロナウイルスの影響で外国人観光客の受け入れが停止されたため、令和元年には1万人あまりと訪れる客の半分を占めていた外国人観光客の訪問がなくなり、活気は失われがちだったということです。
10日、外国人観光客の受け入れがツアー客に限定する形で約2年ぶりに再開されたことについて、海女小屋「はちまんかまど」の野村一弘社長は、「三重県にもコロナ以前のようにたくさんの外国の方が戻ってくれるとうれしい。感染対策は十分にして、働く人もお客さんからも感染する人を出さないよう努めたい」と話していました。
施設では受け入れ再開に先駆けて海外の旅行会社と商談を重ねていたということで7月以降はマレーシアやアメリカ、シンガポールなどからツアー客を受け入れる予定だということです。