猛暑日 熱中症疑い９人搬送 １９日激しい突風や強い雨に注意

１８日の県内は高気圧に緩やかに覆われて気温が上がり県内は猛暑日となったところもあり９人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されました。
一方で１９日は大気の状態が非常に不安定になる見込みで気象台は昼過ぎから夜遅くにかけて激しい突風や急な強い雨などに注意するよう呼びかけています。

１８日の県内は高気圧に緩やかに覆われ気温が上がり、午後５時までの最高気温は富山空港で３５.３度砺波市で３５.１度と、県内１０の観測地点のうち２つの地点で猛暑日となったほか、このほかの地点でも３０度以上の真夏日となりました。
この暑さで県内では９人が熱中症とみられる症状で搬送されました。
熱中症を防ぐため、屋外では強い日差しを避けて、こまめに水分を補給することを心がけるほか、室内でも冷房を適切に使用して過ごすなどの対策が必要です。
一方で１９日は梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
気象台は１９日昼過ぎから夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風やひょう、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。
また、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうの降るおそれがあるため農作物の管理にも注意するよう呼びかけています。