梅雨前線北上 １７日夜遅くにかけ土砂災害など十分注意

梅雨前線などの影響で県内は大気の状態が不安定になっていて気象台は１７日の夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

気象台によりますと、梅雨前線が北陸地方を北上し前線にむかって暖かく湿った空気が流れ込むため県内は１７日にかけて大気の状態が不安定となり雷を伴った激しい雨が降り大雨になるところがあるということです。
県内では、午後５時までの１時間に富山空港で２２ミリの強い雨を観測しました。
１７日予想される１時間に降る雨の量は多いところで東部・西部ともに３０ミリとなっています。
また、１７日夕方までの２４時間に降る雨の量は多いところで東部・西部ともに８０ミリと予想されています。
これまでの雨や能登半島地震の影響で地盤の緩んでいるところがあり、予想より雨雲が発達したり、停滞したりした場合は警報級の大雨となる可能性があります。
気象台は１７日の夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。