写真が魅せる今と昔 「魚津の今昔写真展」

昭和30年代から50年代までの魚津市内の写真を中心に町並みや施設の変化を振り返る企画展が「魚津歴史民俗博物館」で開かれています。

この「魚津の今昔写真展」は、高度経済成長期を中心に昭和30年代から50年代までに撮影された地点と、その同じ地点で撮影した現在の景色を見比べる写真などあわせて160点が展示されています。
展示されている写真の多くのは商店街や駅周辺など町並みの変化をつぶさにみることができ、魚津市の「中央通り」の昭和40年代に撮影された写真は多くの買い物客でにぎわっていたことを記録しています。
また、1913年に開館し、現存する水族館では最も古いとされる魚津水族館の入場券など貴重な資料も展示されています。
企画した魚津市教育委員会の麻柄一志専門員は「見慣れたまちが、高度成長期にどのようにつくられ、変化していったのか、理解を深めてほしい」と話していました。
この企画展は10月14日まで開かれています。