富山─大連便が4年ぶり運航再開

運休が続いていた富山空港と中国の大連を結ぶ国際定期便の運航が、26日、4年ぶりに再開されました。

富山空港を発着する大連便は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、2020年2月から運休していましたが、26日、4年4か月ぶりに運航が再開されました。
午後3時に、第1便が到着すると、大きなスーツケースを持った観光客などが次々と到着ロビーに姿をあらわし、県の職員などが横断幕を掲げて歓迎しました。
大連から訪れた30代の女性は「富山は景色が美しいと聞いています。景色や温泉を楽しみたいです」と話していました。
大連便は今後、毎週水曜日と土曜日に運航されることになっていて、ことしは富山県と大連市がある中国・遼寧省が友好関係40周年を迎えたことから、大連便を活用して県産品の中国への売り込みや学生の交流事業などを進めていくことになっています。
県航空政策課の山崎秀之課長は「大連便を富山と大連の架け橋として、日中両国の人たちに使ってもらいたい」と話していました。