朝乃山 地元で激励会「15日間皆勤し優勝目指す」 富山市

7月初日を迎える大相撲名古屋場所を前に、富山市出身の朝乃山が、地元で開かれた激励会に出席し、来場所に向けて、「15日間皆勤し、出るからには優勝を目指す」と決意を語りました。

激励会は朝乃山の地元・富山市で1年4か月ぶりに開かれ、このうち、昼の部には、後援会の会員など約280人が集まりました。
朝乃山は、5月の夏場所で約3年ぶりに三役に復帰しましたが、右ひざのけがのため初日から休場しました。
激励会では、朝乃山が「名古屋場所は15日間皆勤し、出るからには優勝を目指す。名古屋場所までに良い稽古をして、みなさんのご声援を力に変えて頑張っていきます」と決意を述べると、集まった人たちからは大きな拍手がおくられました。
そして、朝乃山の母校である富山商業高校の応援部の部員から力強い激励のエールが送られていました。
激励会に先立ち報道陣の取材に応じた朝乃山は、休場している間の気持ちやけがの状態について触れ、「休場中、部屋にいる間もずっと相撲を見ていて、悔しい気持ちが強かった。右ひざはだいぶよくなって、基礎練習が出来るようになってきたので、名古屋場所初日までに状態をあげていきたい」と決意を語りました。
そのうえで、「地元の人たちの応援メッセージを胸に刻んで名古屋に乗り込みたい。しっかり自分の相撲を取りきり、番付をすぐ上位に戻せるように頑張ります」と話しました。
大相撲名古屋場所は、7月14日に愛知県体育館で初日を迎えます。