「SDGs未来都市」に滑川市が選ばれる

国連が掲げる持続可能な開発目標、「SDGs」の達成に向けて、先進的な取り組みや意欲的な提案をしている自治体を国が選定する「SDGs未来都市」に、今年度、県内から滑川市が選ばれました。

「SDGs未来都市」は、自治体からの提案をもとに内閣府が公募しているもので今年度は、全国で24の自治体が選定され、県内では滑川市が唯一、選ばれました。
滑川市は、国から交付されている「デジタル田園都市国家構想交付金」を活用してデジタル技術を駆使できる人材の育成に取り組み、市内で盛んな製造業などに新しい職場を増やしていく一方、業務効率化を進め、人材不足の解消を目指しています。
また、空き家の解消などの地域課題にもデジタル技術の活用を模索していて、市では、こうした計画や提案が評価されたとしています。
県内の自治体では、これまでに富山県と富山市、南砺市、氷見市が、「SDGs未来都市」に選ばれていて、滑川市は5例目となります。
選定について滑川市は「SDGsに意欲的な企業が市内へ進出したり、市と連携する機会が増えることにもつながる。今後も市民全体のSDGsの意識を高めていきたい」と話しています。