「越中だいもん凧まつり」愛好家などがたこ揚げ楽しむ 射水市

たこ揚げで地域おこしに取り組む射水市で、地元の人たちやたこの愛好家がたこ揚げを楽しむ催しが開かれました。

射水市の大門地区では、毎年この時期、地元の人たちや全国のたこ揚げの愛好家が集まる「越中だいもん凧まつり」が開かれています。
庄川の河川敷には約1000人が集まり、20以上の小型のたこがつながった「連だこ」や、大きいものでは縦横3メートルほどもある大型のたこを、晴れやかな青空のもと揚げていました。
また、地元の小学生たちも自分たちで絵を描いた「連だこ」を持ちながら、元気いっぱいに河川敷を走り、空高く揚げていました。
射水市の小学4年生の男の子は「みんなで協力したり、全部のたこがどうしたら高く飛ぶか考えたりするのが楽しかったです」と話していました。
また、能登半島地震で被災した石川県内灘町の愛好家たちも、地元のたこ揚げの祭が中止になったことからこの祭に参加していて、「頑張ろう能登半島」と書かれたさまざまなたこを揚げていました。
内灘町の「旭ヶ丘凧の会」の横山泰章会長は「少しでも一歩踏み出せればと思い参加しました。風が少なかったですが、なんとか揚がってくれてうれしかったです」と話していました。