氷見市 現役の陸上競技選手たちが児童に指導

現役の陸上競技の選手たちが小学生に走り高跳びや短距離走などを直接指導するスポーツ教室が13日、氷見市で開かれました。

このスポーツ教室は、能登半島地震で被災した子どもたちを元気づけようと氷見市の陸上競技協会が企画したもので、13日は氷見市鞍川の氷見ふれあいスポーツセンターに地元の小学6年生およそ100人が集まりました。
講師は、富山県や新潟県の実業団に所属する現役の選手18人が務め、はじめに走り高跳びの選手が高さ2メートルのバーを勢いよく飛び越えると子どもたちから大きな歓声があがりました。
このあと子どもたちは走り高跳びや短距離走など4つの競技ごとに分かれて選手から直接指導を受け、精いっぱい体を動かしながら夢中になって学んでいました。
参加した6年生の女子児童は「学校で教えてもらえないことを教えてもらい速く走れるようになりました」と話していました。
氷見市出身で「やり投げ」の選手の森琢人さんは「こどもたちが気軽に質問してくれてうれしかったです。地震があっても元気に運動していて、氷見市の将来は明るいと思いました」と話していました。