氷見市のふるさと納税 災害支援の寄付に感謝券

能登半島地震を受けて、氷見市にふるさと納税を利用して災害支援の寄付を行った人を対象に、市内の飲食店などで利用できるクーポン券が贈られています。

氷見市によりますと、能登半島地震のあとふるさと納税を利用して返礼品のない「緊急災害支援寄付」が寄せられた件数は、ことし3月末までに7600件あまりにのぼっているということです。
こうした支援に対して、感謝の気持ちを伝えようと氷見市からふるさと納税の関連業務を委託されている業者が、市内の飲食店などで利用できるクーポン券、「氷見市応援感謝券」を独自に発行する取り組みを行っています。
クーポン券は、1回の寄付につき1000円分が発行され、林正之市長のお礼状などと一緒に郵送されていて、市内の飲食店や土産物店など57店舗で使用できます。
業者によりますと、3月末までに東京や京都などから20人あまりが氷見市を訪れてこのクーポン券を利用したということで使用期限は5月6日までになっています。
この取り組みを行っている「ビッグゲート」の岡田弘毅さんは「氷見を応援してくれる方に直接氷見市に来ていただき氷見の魅力を知ってもらいたいです」と話しています。