魚津市の遊園地「ミラージュランド」大観覧車がリニューアル 

魚津市にある遊園地、「ミラージュランド」のシンボルになっている大観覧車がリニューアルされ、来場した人たちが新品のゴンドラで空中散歩を楽しんでいます。

魚津市にある「ミラージュランド」の観覧車は、高さが66メートルと日本海側としては最大級で、平成3年に設置されて以来、遊園地のシンボルとして30年余りにわたって親しまれてきました。
しかし、塗装や部品の劣化が進んだため、去年10月から運行を停止して大規模な補修工事を実施し、4月20日からリニューアルされた観覧車がお目見えしました。
新しい観覧車は、支柱などが白や朱色に塗り直されたほか、40台あるゴンドラはこれまで13色に塗り分けられていたものを青空に映える「イタリアンレッド」に統一しました。
ただ、以前から人気の高かった金色のゴンドラはそのまま色を残したということです。
補修にかかった費用は総額6300万円で、このうち約1300万円はクラウドファンディングと個人や企業団体からの寄付などの支援金でまかなわれます。
遊園地を運営・管理している「魚津市施設管理公社」の森剛士さんは「観覧車を残してもらいたいと多くの支援金をいただきました。地域のシンボルとして存続させなければという気持ちを新たにしています。春の心地よいこの季節に空中散歩を存分に楽しんで下さい」と話していました。