行楽シーズン迎え 県西部3警察署が交通違反取締りなど強化

春の行楽シーズンを迎え、観光に訪れる車などで交通量が増えるなか、県西部にある3つの警察署が合同で交通違反の取締りなどを強化することになり、25日、砺波市で出発式が行われました。

県内では、23日、「となみチューリップフェア」が開幕するなど春の行楽シーズンが本格的にスタートし、大型連休にかけて観光客などで交通量が大幅に増える見通しです。
こうした中、砺波と南砺、それに小矢部の3つの警察署では、合同で啓発活動や取り締まりを実施することになり25日、砺波市で、警察官など約40人が出発式を行いました。
式では、南砺警察署の北山巧児署長が「3つの署がワンチームとなって市民が交通事故の犠牲とならないよう全力で取り組みます」とあいさつしました。
このあと警察官たちは、近くの国道359号に移動し、通行する車両を呼び止めてドライバーにチラシなどを渡しながら安全運転を呼びかけました。
3つの署では、大型連休最終日の5月6日まで連携して啓発活動や取り締まりを実施することにしています。
砺波警察署の久保哲也署長は「連休中は運転に不慣れな方が運転する機会もあると思いますが、休養をとったり、心にゆとりをもって安全運転に努めてほしい」と話していました。