「となみチューリップフェア」開幕 見どころは

約300万本のチューリップが富山の春を彩る「となみチューリップフェア」が砺波市で4月23日に開幕しました。現場で日比キャスターが取材してきました。

会場となっている「砺波チューリップ公園」などでは、300品種、300万本のチューリップで彩られています。
ことしのテーマは、「チューリップで広がる彩りの波」。
公園の大花壇では、21万本のチューリップを使って2本の大きなチューリップと、同心円状に広がる色鮮やかな波紋が描かれていて、世界中に笑顔や癒やしが広がってほしいという願いが込められているということです。
見どころの1つは「花の大谷」。
北アルプスの立山黒部アルペンルートにある巨大な雪の壁をイメージして、5万本のチューリップで覆われた壁が、30メートルにわたって続いています。
さらに、「TONAMI」とかかれた写真スポットがことし初登場しました。
水面に浮かぶ幻想的なチューリップも見ることができます。
またチューリップ四季彩館では、富山県が新たに開発した品種、「春のワルツ」が初めてお披露目されています。
花びらが桃色で、先端がとがった「ユリ咲き」が特徴で、踊るバレリーナのように美しいことから「春のワルツ」と名づけられました。
そして、四季彩館の横の花壇には、会場内に展示された300品種のチューリップが一堂に集められています。
このほか、チューリップフェアを写真を撮りながら楽しむための仕掛けも用意されています。
パンフレットに掲載されているQRコードをスマートフォンで読み込むとフォトフレームが出てきて、マスコットキャラクターなどと一緒に写真を撮ることができます。
初日の開花率は7割で、4月末には満開になる見込みだということです。
「となみチューリップフェア」は「砺波チューリップ公園」で5月5日まで開かれています。