台湾の大学生にオンラインで氷見市の食文化・歴史を発信

日本文化を学んでいる台湾の大学生に、オンラインで氷見市の食文化や歴史を発信する取り組みが23日、氷見市役所で行われました。

これは、氷見市が国際交流に関する覚え書きを結んでいる台湾の中山大学西湾学院と行ったもので、市の元職員の男性が学生、約80人にオンラインで授業を行いました。
このなかでは、氷見特産の「寒ブリ」が今シーズン豊漁だったことや冬の寒さに耐えて育つ「氷見牛」は味がよく人気が高いものの流通量が少ないことなどを紹介しました。
また、氷見市出身の実業家、浅野総一郎が台湾にセメント工場を整備し、インフラ整備に尽力したことなども解説しました。
主催した氷見市商工観光課の職員で台湾出身の林奕伶さんは「台湾では立山や黒部が有名ですが、学生たちに氷見の魅力をもっと知ってもらい、インバウンド需要につなげたい」と話していました。