「となみチューリップフェア」開幕 約300万本が会場彩る

約300万本のチューリップが会場を彩る恒例の「となみチューリップフェア」が23日、砺波市で開幕しました。

富山の春を彩る「となみチューリップフェア」は、23日から砺波市にある「砺波チューリップ公園」をメイン会場に始まりました。
ことしのテーマは、「チューリップで広がる彩りの波」で、大花壇には、2本の大きなチューリップと同心円状に広がる色鮮やかな波紋が計21万本のチューリップを使って描かれています。
また、見どころの1つ、「花の大谷」は、北アルプスの立山黒部アルペンルートにある巨大な雪の壁をイメージして、チューリップで覆われた壁が30メートルにわたって続いています。
会場には、県内外から家族連れなどが訪れ色とりどりの花々を背景に記念撮影をするなどして楽しんでいました。
埼玉から家族と訪れた男性は、「初めて訪れましたがすごくきれいだと思いました。子どもといっしょにゆっくりと見て回りたいです」と話していました。
「となみチューリップフェア」は5月5日まで開かれ、期間中は約30万人の人出が見込まれています。