インフルエンザ・新型コロナの患者数 ともに減少

4月14日までの1週間に県内で報告されたインフルエンザや新型コロナウイルスの患者数は、いずれも前の週から減りましたが、大型連休で人の移動が増えると予想されることなどから、県が感染対策を呼びかけています。

県によりますと、4月14日までの1週間に県内46の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1機関あたり4.24人で、前の週の8.21人から半分程度に減りました。
県はインフルエンザの流行が落ち着きつつあるとみていますが、年代別にみると15歳未満が全体の76%を占めていて、引き続き注意が必要だとしています。
また、新型コロナの患者数は1医療機関あたり3.96人で、こちらも前の週の5.09人から減少しました。
ただ、4月の終わりから大型連休が始まると人の移動が増えると予想され、県は、手洗いやマスクの着用といった感染症対策に加え、人の多い場所に出かける際は感染リスクを考慮する、発熱やせきなどの症状があれば高齢者など重症化しやすい人と会うのを控えるといった対策をとってほしいとしています。