酒気帯び運転の疑いの保育士 停職3か月の懲戒処分

富山市は酒気帯び運転の疑いで検挙された市内の保育所に勤務する20代の保育士を19日付けで停職3か月の懲戒処分としました。

富山市によりますとこの20代の保育士は4月5日深夜遅くから3時間半ほど市内の飲食店で酒を飲み、その後、自宅に帰ろうと車を運転して駐車場を出たところを警察官に呼び止められました。
警察官の調べに応じたところ保育士の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため酒気帯び運転の疑いで検挙されました。
この保育士は、こうした事実を勤務先の保育所の上司に報告し、富山市が19日付けでこの保育士を停職3か月の処分としました。
保育士は「いち社会人としてやってはならないことをしたうえに周囲にも迷惑をかけ申し訳なく思っている」と話し反省しているということです。
また、この保育士が勤務していた保育所の所長と保育所を管轄する富山市こども保育課の課長も監督責任があるとして厳重注意の処分にしました。
今回の事案を受けて富山市の藤井市長は「公務員としてあるまじき行為であり、深くおわびします。再発防止の徹底をはかり市民の信頼回復に務めたい」とコメントしています。