官製談合事件を受け立山町で再発防止に向けた担当職員の研修会

キャンプ場の設計業務などの入札をめぐる官製談合事件で立山町の職員が逮捕・起訴されたことを受け、町は再発防止のため入札や契約に関わる職員を対象にした研修を行いました。

この研修は、立山町が入札や契約に関わる職員と今後関わる可能性のある職員のあわせて214人を対象に18日と19日の2日間行います。
役場で行われた18日の研修会では、はじめに杉田尚美副町長が「法令違反や不適切な事務は法令の内容や正しい手続きを知らないことが原因と考えられる。適正に判断するためには十分な知識が必要であることを念頭に置いて講義を受けて下さい」と述べました。
このあと行われた講義では、公正取引委員会の職員などが講師を務め、具体的な法令違反の事例や再発防止に向けた取り組みを説明しました。
立山町は入札業務を複数の職員で確認を行うなどチェック体制を強化したほか、専門的な土木分野の知識を持つ管理職を新たに1人採用するなど再発防止に取り組んでいるということです。