小林製薬“紅麹”成分摂取 新たに5人が健康被害を訴える

小林製薬“紅麹”成分摂取 新たに5人が健康被害を訴える

小林製薬の紅麹の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で16日までの1週間に新たな相談が8件寄せられうち5人が健康被害を訴えていることが県のまとめでわかりました。

小林製薬の紅麹の成分を含む健康食品をめぐっては全国で健康被害の訴えが相次ぐ中、県は4月2日からホームページで紅麹に関する相談件数を公表しています。
それによりますと、健康不安などを訴える相談は16日までの1週間で8件寄せられたということです。
このうち健康被害が確認された5件について、県は厚生労働省に報告したということです。
健康被害を訴えた人はいずれも「紅麹コレステヘルプ」など回収の対象となっている小林製薬の3つの健康食品のいずれかを摂取していたということですが、県は入院の有無や具体的な症状を明らかにしていません。
県は、該当する健康食品を購入した人は直ちに使用を中止するとともに体に異常がある場合は念のため医療機関を受診するよう呼びかけています。