富山市の漁港 地元の子どもたちを招いてホタルイカの見学会 

青白く光るホタルイカの生態や味覚を地元の子どもたちに知ってもらおうと見学会が富山市の漁港で開かれました。

見学会は、ホタルイカの加工業者や取り扱う飲食店などが加盟している富山市北商工会が地元の漁協などの協力を得て開きました。
富山市の「水橋漁港」の施設には地元の園児や小学生約200人が招かれ、黒いカーテンで仕切られた暗闇の中で、けさ水揚げされたばかりのホタルイカが青白く光るようすを観察し、子どもたちは「きれい」などと声を上げていました。
また、別の場所では生きたホタルイカに触ることができる水槽が設けられ子どもたちが水槽からホタルイカをつまみ上げ感触を確かめていました。
集まった子どもたちにはゆでたホタルイカがふるまわれ子どもたちは富山の春の味覚について理解を深めていました。
試食した保育園の女の子は「初めて食べたけど柔らかくておいしかった」と話していました。
県水産研究所によりますと、3月の漁獲量は過去10年の平均の3倍余りとなる1153トンで記録的な豊漁となっています。