入善町「フラワーロード」のチューリップ見ごろ

入善町で特産のチューリップと北アルプスのパノラマを楽しめる催し「フラワーロード」のチューリップが見ごろを迎えています。

「にゅうぜんフラワーロード」は、チューリップ球根の産地である入善町が、地元の生産者組合などと毎年、開いている催しで、ことしは飯野小学校にほど近い約5ヘクタールの畑が会場となっています。
畑には約80品種200万本のチューリップが植えられ、赤やピンク、黄色など色とりどりの花を咲かせています。
会場には、大勢の人たちが訪れ、雪が残る北アルプスの山々を背景に、一面に広がるチューリップ畑のなかで思い思いの写真を撮影する人の姿が見られました。
チューリップの生産者によりますと、ことしは3月に気温の低い日が多く、開花が遅れ気味でしたが、このところの気温の上昇で花が咲き始め見ごろを迎えているということです。
チューリップは4月下旬まで見ることができ、会場の一角には、チューリップの切り花や球根を購入できる販売コーナーなども設けられています。
大阪から訪れた30代の女性2人は「北陸新幹線を使って初めて富山県に来ました。北アルプスとチューリップを広々としたこうした場所で見ることができ、景色がとても美しいところだと実感しています」と話していました。