バスにパトカーのラッピング 出発式で交通安全など呼びかけ

交通安全や防犯を呼びかけようとパトカーのラッピングをしたバスがお目見えし、15日に高岡市で出発式が行われました。

このラッピングバスは、警察が高岡市や氷見市などで路線バスを運行する「加越能バス」と協力して作成したもので車体はパトカーの色をまねているほか「横断歩道は歩行者優先」「特殊詐欺に注意」などのメッセ−ジが書かれています。
高岡市にある「加越能バス」の本社では15日に出発式が行われ、富山県警察本部の石井敬千本部長や県交通安全協会の会長、それに地元の園児などおよそ90人が出席しました。
県警察音楽隊のファンファーレにあわせてバスがお目見えすると出席者は大きく拍手を送っていました。
このあと県警察本部の石井本部長が挨拶に立ち、「このバスを運行することで県民の安全運転や防犯意識を高め命や財産が守られることを期待しています」と話しました。
そしてバスの運行を祝いテープカットが行われると、地元の幼稚園の園児たちを乗せてバスは出発しました。
このバスは15日から1年間、さまざまな路線で毎日運行されるということです。