朝日町の農園で旬を迎えたアスパラガス収穫始まる

朝日町の農園で、旬を迎えたアスパラガスの収穫が始まりました。

朝日町は、かつて40軒あまりの農家がアスパラガスを生産する県内有数の産地でしたが、高齢化などで減少し、いまでは「藤田農園」1軒だけになっています。
農園のハウスでは、旬を迎えたグリーンアスパラガスの収穫が4月から始まっていて、農家の人たちがハサミを使って1本1本丁寧に収穫していました。
この農園では、植物性の堆肥でアスパラガスを育てていて、大きいもので直径が500円玉ほどの太さになりますが、みずみずしく食感が柔らかいためレストランなどからの注文が絶えないということです。
収穫したアスパラガスは、重さや長さごとに選別し、すぐに発送されていました。
「藤田農園」の藤田恵子さんは「去年の猛暑でことしのでき具合が心配でしたが、今のところ順調に育っています。お客さんにおいしく召し上がってもらえるよう頑張ります」と話していました。
農園でのアスパラガスの収穫は、これからピークを迎え、7月中旬まで続きます。