インフルエンザの患者数 依然「注意報レベル」続く

3月31日までの1週間に県内で報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり21.54人となり、前の週より減少しましたが依然として「注意報レベル」が続いています。

県によりますと3月31日までの1週間に県内48の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1機関あたり21.54人で前の週の29.04人から減少しましたが、依然として10人以上の「注意報レベル」が続いています。
県は、この期間、学校などが春休みだったことから患者数が減少したと見ています。
ただ、4月に入って新学期が始まり、集団生活が再開するため引き続き注意が必要だとしています。
一方、新型コロナの患者数は1医療機関あたり5.35人で、前の週の5.08人とほぼ横ばいとなりました。
県が推計した1週間の県内全体の患者数は1213人で61人減りました。
入院患者は3月31日時点で15人減って112人で、このうち重症者は3人でした。
県は感染症対策としてこまめな手洗いやマスクの着用などを徹底し発熱やせきなどの症状がある時は外出を控えるよう呼びかけています。