高岡市の70代女性 投資詐欺で2000万円の被害

高岡市の70代の女性が通信アプリで知り合った人物から金の取引を持ちかけられ、投資資金などとして指定口座に振り込んだあわせて2000万円をだましとられていたことがわかりました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに同様の手口に注意を呼びかけています。

警察によりますと、去年12月、高岡市に住む70代の女性が携帯電話の画面に表示された投資関連の広告をタップしたところ通信アプリのLINEで証券アナリストを名乗る人物のアカウントが追加されたということです。
女性はその後、アナリストのアシスタントを名乗る人物から株の売買のアドバイスを受けて実際に利益が出たことから相手を信用するようになり、誘いに乗って金の取引の投資資金としてあわせて1500万円を指定口座に振り込んだということです。
さらに利益を確定させるためお金を引き出そうとしたところ、追加で500万円の保証金を振り込むよう求められ指定された口座に500万円を振り込んだということです。
しかし、その後も手数料の支払いなどを理由に出金することができず、不審に思った女性が警察に相談したところ詐欺だとわかったということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSなどによる投資話で高配当をうたって指定口座に現金を振り込ませる手口に注意を呼びかけています。