学校に通わせながら暮らし体験 入善町がステイ事業

県外からの移住につなげようと、入善町は子どもを町内の保育所や小学校に1週間ほど通わせながら家族が町内での暮らしを体験する事業を4月から始めます。

「保育所・学校体験ステイ事業」と名付けられたこの取り組みは入善町の新しい移住施策のひとつで、県外や町外に住む小学生以下の子どもがいる家族が対象です。
町内にある移住体験住宅や古民家を使った宿泊施設などで1週間ほど滞在しながら、子どもを保育所や小学校に通わせすべての小学校の隣に保育所を整備して連携を図っている様子など教育や子育て支援の施策を体験してもらいます。
食事代などを除いて宿泊料は基本的に無料で、職員が町内を案内したり町の取り組みを説明したりします。
また「移住定住アドバイザー」に任命された先輩の移住者に町内での体験を踏まえたアドバイスもしてもらえるということです。
入善町は「ことばで説明するより、実際に体験してもらうことでさまざまな支援を含めた子育て環境の良さを理解してもらえると思う。都会からの移住をはじめ、Uターンを考えている人にも試していただきたい」と話しています。