呉羽駅北口に新しい改札完成 駅の利便性が向上

住宅地や商業施設の開発が進む富山市の「あいの風とやま鉄道」の呉羽駅の北口に新しい改札が完成し、21日、記念の式典が開かれました。

「あいの風とやま鉄道」の呉羽駅はこれまで大学や高校がある南口だけ改札がありましたが、駅の北側も開発が進んだことから利用促進を図るため北口にも改札を設置し、21日から供用を始めました。
21日は記念の式典が開かれ、「あいの風とやま鉄道」の日吉敏幸社長が「バリアフリー化を行い、利便性も向上した。多くの人に利用してほしい」とあいさつしたあとテープカットを行って完成を祝いました。
新しく完成した北口改札は交通系ICカードで行き来できる無人改札や連絡通路にのぼりおりするためのエレベーターが設置されています。
また、富山市が整備した駅前広場には車の乗降場所や駐輪場などが作られ、駅を利用しやすくなっています。
駅の北側にある高木地区の自治会の中村正弘会長は、「北口改札は長年要望していて、完成を楽しみに待っていた。交通の便がよくなることを期待している」と話していました。