「トロッコ電車」4月19日から一部区間で運行開始

「トロッコ電車」4月19日から一部区間で運行開始

「トロッコ電車」の愛称で知られる黒部峡谷鉄道のことしの運行期間が発表され4月19日から一部区間で運行が開始されることになりました。一方で、「黒部宇奈月キャニオンルート」の起点となる欅平駅までの全線開通は、能登半島地震の影響で、ことし10月1日ごろまで延期するとしています。

黒部峡谷鉄道は21日、ことしの「トロッコ電車」の運行期間を発表しました。
それによりますと、宇奈月駅から笹平駅までの7キロで4月19日から、宇奈月駅から猫又駅までの11.8キロで4月25日から運行を開始するということです。
一方で新たな観光ルートとして期待が高まっている「黒部宇奈月キャニオンルート」の起点の欅平駅までの20.1キロは路線にかかる「鐘釣橋」が能登半島地震による落石で損傷し、復旧工事に時間がかかることから4月7日に県が発表したとおり10月1日ごろになるとしています。