入善町の団体が特産品など使った新商品「おかず味噌」販売開始

入善町の農家と加工業者が、特産のネギやカモ肉などをみそに漬け込んだ新たな商品を開発し、販売を始めました。

この商品は、ごはんのおかずのほか、酒のつまみにもできる「おかず味噌」と呼ばれる加工食品です。
入善町の農家や加工業者などで作る団体では、原料の生産から加工販売までを手がけるいわゆる「6次産業化」に取り組んでいて、新たな特産にしようと開発しました。
「おかず味噌」は、入善町の特産の白ネギと、無農薬でイネを育てる際に活用されるアイガモの肉、それに海洋深層水で洗ったかきの3種類があり、いずれも地元産のみそで漬け込んでいます。
3月5日にはお披露目会が町役場で行われ、笹島春人町長が試食し「ごはん進む」などと話し仕上がりに太鼓判を押していました。
開発した「入善町6次産業推進会議」の米原章浩会長は「野菜、魚介、肉と入善町の食を代表するものなので、食べていただければ良さがわかると思います」と話していました。
このみそのセットは、入善町の農協の直売所「あいさい広場」と黒部市の道の駅「KOKOくろべ」で販売されています。