輪島市からの避難者 いちご狩り楽しむ 黒部市

黒部市では、能登半島地震で被災し、石川県輪島市から2次避難している人たちにいちご狩りを楽しんでもらう催しが開かれました。

この催しは、黒部市が企画したもので、18日は輪島市から市内のホテルに2次避難している27人がいちご農園を訪れました。
ここでは、「紅ほっぺ」などの品種が食べ頃を迎えていて、参加した人たちは大きく実った赤いいちごをおいしそうにほおばっていました。
黒部市内にはいまも輪島市からおよそ70人が2次避難していて、市などは買い物などの生活支援や心のケアなどを続けることにしています。
参加した70代の女性は「初めてのいちご狩りでとてもおいしかったです。皆さんの気持ちが温かく一時的だが苦しみが飛んでいきました」と話していました。
いちご農園を経営する橋本喜洋さんは「笑顔になってくれて良かったです。いちご狩りで少しでも心を癒やしてもらえればうれしいです」と話していました。