新高岡駅には関西方面から多くの観光客

16日、北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業し、富山県の新高岡駅では関西方面から訪れた多くの観光客の姿が見られました。
北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業し、新幹線と特急を乗り継ぐことで富山・大阪間は最大で29分短縮されることから、関西と北陸の間で観光やビジネスでの人の往来が活発になることが期待されています。
16日、新高岡駅では敦賀駅を出発した新幹線の到着にあわせて高岡市の角田市長や県西部の6つ市の職員などが横断幕を掲げて関西方面から訪れた観光客などを出迎えました。
角田市長などは高岡市で栽培されたチューリップや富山湾越しに立山連峰を望むことができる雨晴海岸の写真が表紙となっているノートを渡して訪れた観光客などに県西部の魅力をアピールしていました。
新幹線を使って大阪から訪れた観光客は「これまでにも富山県に来たことはありますが敦賀からはびっくりするくらい早く、快適でした」と話していました。
京都と奈良から訪れた観光客は「これから氷見の市場に行って海鮮を食べたり、雨晴海岸から見えるきれいな景色を見たりして楽しみたいです。思っていたより早く着いたのでまた来たいと思いました」と話していました。
また、大阪での仕事を終えて高岡市の自宅に戻るという男性は「仕事で大阪や京都によく行くので、時間が短くなりありがたいです」と話していました。