インフルエンザ・新型コロナの患者数 横ばい

今月3日までの1週間に県内で報告されたインフルエンザと新型コロナの患者数は前の週とほぼ同じとなりました。
インフルエンザは「注意報レベル」が続いていて、県は感染症対策を呼びかけています。

県によりますと、今月3日までの1週間に県内48の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1機関あたり16人で、前の週の16.58人とほぼ同じとなっています。
患者のうち15歳未満が全体の84%と多数を占めていて、学級閉鎖などの措置は11件で、前の週の32件より減少しました。
県内の患者数はことし1月中旬から横ばいで推移していて「注意報レベル」が続いています。
また、新型コロナの患者数は、同じ期間に1医療機関あたり7.15人で、県が推計した1週間の県内全体の患者数は1619人となり、前の週とほぼ同じでした。
年代別では50代が最も多く16%で、次いで10歳未満と40代が15%でした。
また60歳以上の割合は26%で、前の週より多くなりました。
入院患者は、今月3日時点で前の週より21人増えて192人でした。
このうち重症者は2人減って2人でした。
新型コロナの患者数は前の週まで4週連続で減少していましたが、この週は横ばいとなりました。
県は感染症の対策としてこまめな手洗いや部屋の換気などを呼びかけています。