射水市の「新湊きっときと市場」2日から6店舗で営業再開

射水市にある観光施設、「新湊きっときと市場」では、液状化の被害を受けた水道管が順次復旧していて、2日から約6割の店舗で営業を再開しました。

射水市の新湊地区は、埋め立て地やかつて川だった「旧河道」などが多くあり、今回の地震では液状化による水道管の破損が相次ぎました。
海沿いにある観光施設、「新湊きっときと市場」でも水道管が壊れた影響でほとんどの店が休業を余儀なくされてきましたが、復旧が進み、2日から本館にある6店舗が営業を再開しました。
2日朝は県外からも多くの観光客が訪れ、近くの漁港で水揚げされた特産のベニズワイガニや甘エビなどを買い求めたあとイートインスペースで味わっていました。
この施設では、まだ約4割の店舗で水道管が復旧しておらず、3月中旬までには全店舗で営業を再開できるよう復旧作業を進めるということです。
「新湊きっときと市場」で料理長を務める宮正一さんは、「ようやく再開できまずは第一歩を踏み出せて心から喜んでいます。今までに比べると2日は5割程度の客足だが旬のお魚を用意して皆さんに喜んでもらえるような料理を提供していきたい」と話していました。