国公立大学で2次試験 県立大も前期日程始まる

全国172の国公立大学で2次試験の前期日程が、25日から始まり、富山県立大学でも受験生たちが試験に臨みました。

射水市の富山県立大学射水キャンパスでは、午前10時前、会場の教室で問題冊子や解答用紙が配られ、受験生たちは受験の注意事項などの説明を静かに聞いていました。
そして午前10時からは数学の試験が始まりました。
富山県立大学によりますと、2次試験の志願者数は前期と後期あわせて1070人で、志願倍率は2.9倍だということです。
また、文部科学省によりますと、全国の2次試験の志願者数は前期、中期、後期あわせて42万3260人で、統計が残る2001年以降最も少なかった去年に次いで2番目に少なくなりました。
志願倍率の平均は▽国立大学が去年と同じ3.9倍、▽公立大学は去年より0.1ポイント低い5.5倍で、▽全体では去年と同じ4.3倍となっています。
富山県立大学では、能登半島地震で自宅が全壊するなど被災した受験生を対象に受験料を免除したということです。
前期日程の合格発表は、公立大学が3月1日から、国立大学が3月6日からで、富山県立大学では3月8日に行われます。