大麻取締法違反の疑い 県西部の男子高校生逮捕 容疑認める

富山県西部に住む18歳の男子高校生が1月、大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

射水警察署によりますと、県西部の18歳の男子高校生が、1月31日、自宅で大麻0.98グラム、末端の密売価格で5000円相当を所持していたとして大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。
生徒は、自分で使う目的で所持し、調べに対し容疑を認めているということで、警察は入手ルートなどを調べることにしています。
県警察本部によりますと、去年、県内で大麻取締法違反の疑いで検挙されたのは27人で、このうち20代以下が25人と、ほとんどを占め、20歳未満は11人でした。
背景として、大麻の有害性を否定するような情報が拡散され若者の間で警戒心が薄れていることや、SNSを使って入手しやすくなったことが考えられるということです。
警察は、取り締まりを強化するとともに、若者を対象に薬物使用の危険性について啓発活動を行っていくことにしています。