県庁で富山大学薬学部「地域枠」合格者の激励会

薬剤師の地域への定着を目指してこの春、富山大学に新たに設けられた「地域枠」で入学する新入生の激励会が県庁で開かれました。

激励会は県庁で開かれ、富山大学薬学科の地域枠で合格した県内の高校生など10人が参加しました。
この中で新田知事は「皆さんは記念すべき地域枠の1期生です。専門の勉強だけでなく人間性を高めてすばらしい薬剤師になってください」と激励しました。
富山大学薬学部の松谷裕二学部長は、「富山県で活躍する意欲がさらに向上するよう体験型のカリキュラムも用意しています」と述べ、新入生を歓迎しました。
「地域枠」は薬剤師不足の中、地域に定着してもらおうと県が後押しして設けられたものです。
薬剤師になったあと、県内の公立病院や製薬企業などに9年間勤務すると奨学金の返済が全額免除されることになっています。