去年の交通事故とけが人 平成以降で最少に

富山県内で去年1年間に発生した交通人身事故は1878件で、けが人は2107人と、いずれも23年連続で減少し、平成に入ってから最も少なくなりました。

県警察本部のまとめによりますと、県内で去年1年間に発生した交通人身事故は1878件と前の年より75件減少し、けが人も2107人と前の年より95人少なくなりました。
人身事故やけが人の数は23年連続で減少していて、平成に入ってから最も少なくなりました。
また、事故で死亡した人は31人で前の年より3人減りました。
ことしも1月に起きた交通人身事故の数は139件と前の年の同じ時期より26件少なくなっていて、警察は安全運転の啓発や取り締まりなど日々の取り組みの結果だとしています。
一方で、去年1年間に発生した交通人身事故のうち高齢者がより過失の重い第1当事者となったものは564件と前の年より31件増えていて、警察は高齢者に対し、当事者意識を持って運転してほしいと注意を呼びかけています。