新湊大橋につながる道路について国が直轄で応急復旧を行う

能登半島地震で被害を受けた新湊大橋につながる道路について、政府は4100万円の費用をかけて応急復旧を行うことを決めました。

政府は、能登半島地震の被災地の復旧・復興にあてるため、総額1553億円の支援パッケージをとりまとめました。
このうち、新湊大橋につながる道路の亀裂などについて、国が直轄で応急復旧を行うことが決まり、事業費として4100万円が盛り込まれました。
伏木富山港は国際物流ターミナルを備え、コンテナ船などが利用する国際拠点港湾で、管理する県によりますと、今回の地震では、ふ頭内の道路や緑地で亀裂などが入り、岸壁にも損傷が出たものの、大型船舶の接岸や貨物の取り引きに影響は出ていないということです。
このほか、政府の支援パッケージでは、国が管理する庄川と小矢部川で地震の被害を受けた堤防の復旧など行う費用としてあわせて8000万円が盛り込まれました。
また、能越自動車道のうち、国が管理する区間の高岡インターチェンジと石川県の七尾インターチェンジの間で、段差や亀裂ができた箇所の災害復旧費も盛り込まれました。