射水市などボランティアの応募殺到で一時的に受け付け停止

地震で震度5強を観測した射水市では4日からボランティアの募集が始まりましたが、応募が殺到したため、一時的に受け付けを停止しました。
ボランティアが必要な人からの依頼は引き続き受け付けています。
射水市の社会福祉協議会に設けられた災害ボランティアセンターでは、地震で壊れた食器や家財道具の整理、がれきの撤去、液状化現象による泥のかき出しなどを手伝うボランティアの受け入れを4日午前10時から始めました。
窓口や電話、メールで募集したところ、午後3時の時点で登録が100件を超えたということで、ボランティアの派遣先などの調整が必要だとして一時的に受け付けを停止しました。
窓口を訪れ、団体で登録した射水市の田仲聡さん(38)は「これからも大好きな射水市でみんなと暮らしていくために、助け合っていきたい」と話していました。
射水市社会福祉協議会の野田智地域福祉課長は「市内だけでなく射水市出身で県外に住む人からの熱い思いを感じています。今後、被害を精査して行政などと連携しながら活動を進めていきたい」と話していました。
センターではボランティアが必要な人からの依頼は引き続き受け付けていて、電話番号は0766−55−5202です。
県内ではほかに高岡市や小矢部市でも募集が始まりましたが、小矢部市も一時停止したということです。