県内では最大で震度5強 津波警報続く

1日午後4時すぎ石川県能登地方を震源とする地震があり、富山県内では最大で震度5強を観測したほか、気象庁は富山県に津波警報を発表しました。
津波はすでに到達していると見られますが、引き続き海には絶対に近づかず、避難するよう呼びかけています。

1日午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震があり、富山県内でも最大震度5強の揺れを観測したほか、その後も震度4の揺れを2回観測するなど地震が相次いでいます。
最も揺れが大きかった午後4時10分ごろの県内各地の震度は、震度5強が富山市、高岡市、氷見市、小矢部市、南砺市、射水市、舟橋村で、震度5弱が滑川市、黒部市、砺波市、上市町、立山町、朝日町などととなっています。
この地震の震源は能登地方で、震源の深さはごく浅く地震の規模を示すマグニチュードは7.4と推定されています。
この地震以外にも能登地方を震源とする地震が相次いでいます。
また気象台は、この地震のあと、富山県に津波警報を出していて、富山市では午後4時35分に80センチの津波が観測されました。
津波はすでに到達していると見られますが、気象台は引き続き、津波警報を出しています。
気象台は津波警報が出ている間は避難を続けることや、海には絶対に近づかず、可能なかぎり高いところへ、近くに高台がなければ、高いビルの上か、海岸から遠く離れたところへ避難するよう呼びかけています。