去年人身事故最多交差点 富山市2か所射水市1か所

去年1年間に、県内で人身事故が最も多く発生した交差点は、富山市内に2か所、射水市内に1か所あり、いずれも5件の事故が起きていたことがわかりました。

損害保険各社でつくる「日本損害保険協会」では、毎年、全国各地の交差点で起きた人身事故の発生状況をまとめています。
それによりますと、去年・令和4年の1年間に、県内で人身事故が最も多く発生した交差点は、富山市と射水市のあわせて3地点あり、いずれも5件の事故が起きていたということです。
このうち、富山市高田にある富山商業高校のグラウンド北西の交差点には信号機がなく、出会い頭の事故が多いということです。
また同じく富山市中川原にある「中川原交差点」は、通勤時間帯に渋滞が発生し、追突事故などが多いということです。
そして、射水市下条の「下条新交差点」では、100メートル北側に信号機付きの交差点があり、ドライバーが遠くを見ていて事故につながったケースが目立つということです。
このほか、4件の事故が起きた交差点は富山市の「大町交差点」、富山市の「新屋交差点」、それに射水市の「松木地内交差点」でした。