イルカ交通 雇用調整助成金 1億1668万円不正受給 

富山労働局は、小矢部市のバス会社が従業員の勤務実態について虚偽の申請を行い、「雇用調整助成金」1億1600万円余りを不正に受け取っていたと発表しました。

県内で発覚した雇用調整助成金の不正受給としてはこれまでで最も多い額だということです。
「雇用調整助成金」を不正に受給していたのは、小矢部市赤倉に本社を置く高速バスなどを運行するバス会社「イルカ交通」です。
労働局によりますと、「イルカ交通」はことし3月までの3年間に、実際には勤務していた従業員を休業させたかのように装って虚偽の書類を提出し、あわせて1億1668万円余りを不正に受け取っていたということです。
「雇用調整助成金」は新型コロナの影響を受けた企業が従業員を休ませるなどして雇用を維持した場合に、国が休業手当などの一部を助成するものです。
労働局が11月17日に返還を命じていて、「イルカ交通」はすでに全額を返還したということです。
また労働局によりますと、県内で発覚した雇用調整助成金の不正受給としてはこれまでで最も多い額になるということです。
イルカ交通の西村寛社長はNHKの取材に対し「事務的なミスから起きたが反省すべき点であり、関係者や従業員などにご迷惑をかけて申し訳ない。今後、チェック体制を強化していきたい」と話していました。